操作方法が動画や画像で確認しないと理解できないUIは失敗〜最適なUIとは〜
最近は本当、サイトやアプリがガラパゴス化(=多種多様化)していて、様々なアプリやサイトが毎日たくさん生まれていますが、そんな中で、UI/UXデザイナーが守るべきデザインとはどんなものでしょうか?
操作方法が動画や画像で確認しないと理解できないUIは失敗です。まず、確認しないとわからないというのは忙しい現代人にとって、離脱の原因になります。
例えば、一発でわかるアイコン(=メタファー)とは?
- アニメーションが実装されている(ふわふわ動いて次にクリックすべきものが主張している、左右に小さめに揺れ動く等)
- 簡易な説明のポップアップが出ている などが考えられます。
他、UIデザインにおいて「直感的にユーザーが操作を理解できる」=学習コストが低く、迷わず使えるという状態を目指す場合、アニメーションやポップアップ以外にも以下のようなアプローチがあります。
✅ アニメーション・ポップアップ以外の直感的UI手法
1. アイコンやビジュアルのメタファー(直感的に認識できるもの)
- ごみ箱アイコン → 削除
- フォルダー → 保存・格納
- 鉛筆 → 編集
🡒 現実世界に似たビジュアルを使うことで説明不要になる
2. 一貫したナビゲーション設計
- ボタンやリンクの位置、色、ラベルを統一
- 例:右上に常に「ログイン」ボタン、左上に「戻る」ボタン
🡒 ユーザーが「迷わず操作」できるようにする
3. 視覚的階層(Visual Hierarchy)
- サイズ、色、太字などで主従関係を明確化
例:「今押すべきボタン」が目立っている - レイアウトにグリッドやホワイトスペースを活用
🡒 視線誘導によって行動を促す
4. マイクロコピー(ラベル・補足テキスト)
- ボタンに「登録する」ではなく「無料で登録」など具体的な表現
- フォーム入力欄に「メールアドレスを入力してください」などのプレースホルダー
🡒 意図を明確に伝え、誤解や不安を減らす
5. コンテキストに応じた要素表示(プログレッシブディスクロージャ)=段階的情報開示
- 初見では最低限の要素だけを表示し、必要に応じて詳細を展開
- 例:詳細オプションを「詳細設定」リンクの下に隠す
🡒 情報の段階的提示により、圧倒されずに操作できる
6. スケルトンスクリーン(ローディング中のUI)
- 読み込み中に、内容の骨組みだけを先に見せる(例:灰色のブロック)
- ユーザーが「ここに何が来るか」を事前に認識できる
🡒 操作の見通しがつくことで安心感を与える
7. カラーとフィードバックの工夫
- アクティブ/非アクティブ状態の色分け(例:送信不可ボタンはグレー)
- 成功・失敗時の色付きメッセージ(例:緑は成功、赤はエラー)
🡒 言葉がなくても「状態」が分かる
8. 操作パターンの一貫性
- 例えば「ドラッグで並び替え」機能を使うなら、他の並び替えも同じ操作に統一
🡒 1度覚えた操作を他でも使える(学習コストの削減)
9. 視認性の高いタップターゲット
- モバイルでの押し間違いを防ぐため、適切な大きさのボタン・間隔を設計
🡒 迷いなく「押せる」ことで直感的に使える
10. 初回アクセス時の“静的な”オンボーディング(=支援プログラム)
- 動画やポップアップではなく、画面上のヒントや番号ガイドなどで「自然に流れを教える」
🡒 操作せずとも理解が進む「見るだけUI」
🔍 まとめ:直感的UIのキーワード
- メタファー(見た目で意味が伝わる)
- 一貫性(1度覚えた操作が他でも使える)
- 状態の可視化(今、何が起きているかが分かる)
- 余計な情報を隠す(必要な時に出す)
などがあるかなと思います。
著者:奥村真理子